ライティングの草原 EPISODE 09
プロフィール文
プロフィール文
人柄が伝わる書き方
「この人から買いたい」「この人に会ってみたい」。小さなお店のサイトで、プロフィールは商品説明と同じくらい読まれる主役です。
経歴書ではなく「自己紹介」を書く
プロフィールでやりがちな失敗は、資格と経歴の一覧表にしてしまうこと。読者が知りたいのは、すごさよりも「どんな人か」「なぜこの仕事をしているのか」です。とくに「なぜ」の物語は、あなたにしか書けない、いちばん強い文章になります。
プロフィールの3段構成
- ①いま:名前と、何をしている人か(ひとことで)
- ②なぜ:この仕事を始めたきっかけ・大切にしていること
- ③あなたへ:読んでいる人への、ひとことメッセージ
ハムちゃん「なぜ」のところは、かっこよくなくていいんだ。「祖母の看病がきっかけで」「自分が失敗して困ったから」——そういう話にこそ、人は心を寄せるんだよ。
ちょっとした「すきま」が親しみになる
完璧な人より、すきまのある人のほうが話しかけやすいもの。「休日は子どもとザリガニ釣り」「コーヒーは1日5杯」——仕事と関係ない1行が、初対面のこわさをほどきます。顔写真も同じで、キメた写真より、ふだんの表情に近い1枚のほうが「会ったときのギャップ」がなく、安心につながります。
ハムちゃん私のプロフィール? 「ほおぶくろに知識がぎっしり」って書いてあるでしょ。あれも立派な「すきま」なんだよ〜。
きょうのまとめ
- プロフィールは経歴書ではなく自己紹介。「なぜ」の物語が最強
- 構成は「いま→なぜ→あなたへ」の3段
- 仕事と関係ない1行と、ふだんの表情の写真が親しみをつくる