ライティングの草原 EPISODE 05
むずかしい言葉の言い換え術
むずかしい言葉の言い換え術
専門用語をポケットにしまう
あなたにとっての日常語は、読者にとっての外国語かもしれません。専門用語に気づき、言い換える練習をしましょう。
こわいのは「本人が気づかない」こと
専門用語のやっかいなところは、使っている本人が専門用語だと思っていないことです。美容室の「ブリーチ」、パン屋の「クープ」、Web業界の「レスポンシブ」。その道に入った日から、言葉の感覚は少しずつ「業界の人」になっていきます。
ハムちゃんこの島でも「サーバー」とか、つい使っちゃう…。だから灯台のエリアでは「島の土地」って言い換えてるんだ。気をつけてても出ちゃうんだよね。
言い換えの3つの技
専門用語の言い換え技
- たとえに置き換える:「ドメイン」→「ネット上の住所」
- 動作で説明する:「サブスク」→「毎月決まった額で使い放題になる仕組み」
- 用語+ひとこと:どうしても使うなら「クープ(パン表面の切り込み)」と添える
見つけ方のおすすめは、その仕事を知らない人に読んでもらうこと。近くにいなければ、AIに「この文章を、業界を知らない人が読んで引っかかる言葉を挙げて」と頼むのも効果的です。全部ひらがなにする必要はありません。引っかかる石ころを、道からどけておくイメージです。
ハムちゃん言い換えた言葉は指示書にためておこう。「うちの店の言い換え辞典」が育つと、どの文章もやさしくなるよ!
きょうのまとめ
- 専門用語は本人が気づかないのがこわい。感覚は業界人になっていく
- たとえ・動作の説明・用語+ひとこと、の3つの技で言い換える
- 知らない人かAIに「引っかかる言葉」を探してもらい、言い換え辞典を育てる