デザインの丘 EPISODE 04
余白は「何もない」じゃない
余白は「何もない」じゃない
詰め込みすぎを卒業する
初心者のデザインとプロのデザイン、いちばん分かりやすい差は「余白の量」です。もったいないからと埋めたくなる白い場所こそ、最高の飾りなのです。
余白は「読みやすさの酸素」
文字や写真がぎっしり詰まったページは、息苦しくて読む気が起きません。余白には、視線を休ませる・大事なものを引き立てる・グループを分けるという立派な仕事があります。高級店のショーウィンドウを思い出してください。商品を1つだけ、たっぷりの空間に飾りますよね。あれが余白の力です。
ハムちゃん「スペースがもったいない」って気持ち、すごく分かる! でも、ぎっしり詰めた10個より、ゆったり置いた3個のほうが、ぜんぶ見てもらえるんだ。
今日からできる余白の作り方
余白づくりの実践3つ
- 文字のまわりを空ける:枠と文字がくっついていたら、内側の余白を倍に
- 行間を広げる:本文の行間は文字サイズの1.7〜2倍が目安
- セクションの間を空ける:話が変わる場所は「たっぷりすぎるかな」くらいで正解
コツは、「消す勇気」とセットで考えること。余白を作るには、置くものを減らすのが最短です。迷ったら浜辺の地図(構成)に戻り、「誰に・何を」に関係の薄いものから外していきましょう。
ハムちゃん余白は「何もない」んじゃなくて「静けさが置いてある」んだ。にぎやかな屋台と、落ち着いた喫茶店。どっちの空気にするかは余白が決めるんだよ。
きょうのまとめ
- 余白は視線を休ませ、大事なものを引き立て、グループを分ける仕事人
- 文字まわり・行間・セクション間の3箇所をたっぷり空ける
- 余白づくりの最短は「消す勇気」。関係の薄いものから外す