マーケティングの港 EPISODE 09
広告はやるべき?
広告はやるべき?
小さく試す考え方
「広告を出せば売れますよ」——その営業トーク、どこまで本当でしょうか。広告は毒にも薬にもなる道具。小さなお店のための、賢い付き合い方を学びます。
広告は「順番」を間違えると水漏れバケツ
広告の役割は、サイトに人を連れてくること。つまり、連れてきた先のサイトに穴があると、お金で集めた人がそのまま漏れていきます。ファーストビューで伝わらない、お誘いボタンがない、スマホで崩れる——この状態で広告を出すのは、穴の空いたバケツに水を注ぐようなものです。港の順番(まず無料の3本道と受け皿の整備)には、理由があるのです。
ハムちゃん「とりあえず広告出しましょう」って業者さんが、バケツの穴を見てくれるとは限らない! 順番だけは自分で守ってね。
試すなら「小さく・測って・やめられる」
小さく試す3つのルール
- 小さく:月数千円〜1万円の少額から。いきなり大きく張らない
- 測って:広告から何人来て、何件成果になったか数字で見る(港EP05の応用)
- やめられる:長期契約はしない。効かなければ翌月やめる自由を残す
小さなお店と相性がいいのは、地域を絞れる広告(地図やSNSの地域指定)です。逆に「全国に配信」は、遠くの1万人に届いても来店にはつながりません。広告は魔法ではなく、効果を数字で確かめられる実験。そう扱える人だけが、広告と良い付き合いができます。
ハムちゃん「広告やらなきゃダメ?」の答えは「バケツの穴をふさいでから、小さく実験ならアリ」。あわてなくていいんだよ。
きょうのまとめ
- 先にサイトの穴(伝わらない・誘わない・崩れる)をふさぐ。広告はその後
- 小さく・測って・やめられる、の3ルールで実験として扱う
- 小さな店は地域を絞れる広告と相性がいい。長期契約はしない